今季は2本…恋愛ドラマは共感時代にどう変化していくのか?
2016年には『不機嫌な果実』のドラマが約20年ぶりに新たに放送され、他にも『毒島ゆり子のせきらら日記』『せいせいするほど、愛している』などの不倫ドラマが増えています。
このように恋愛も時代のニーズを上手く汲み取り、変化しているのがわかります。これからも恋愛って、テレビで観たいものであり続けるのでしょうか。
■今後、恋愛ドラマはどうなっていくのか?
不倫ブームも落ち着いた今、では恋愛テレビドラマは今後どうなっていくのでしょう。その先に見えてくるのは、2つのポイントがあると思います。
・共感に寄せる or ありえない設定での恋愛ドラマが増える
1つは『バチェラー・ジャパン』などに代表される(厳密にはドラマではないですが)非現実的だけど共感力の高いドラマが増えるか、逃げ恥に代表されるような新たな価値観や関係性を問いかけるドラマが増えるかもしれません。最近ではフェミニズムなど女性の立場の変化が大きく叫ばれています。恋愛というシーンにおいても、新たな関係性を提示するような作品が今後増えていくことは十分考えられます。
・LGBT要素をふくんだ恋愛ドラマが増える
もう1点は、LGBT要素を含んだ恋愛ドラマが増えていくというものです。