2019年11月23日 15:50
12月に金婚式ーー松本白鸚明かす「武者修行だった新婚旅行」
主人は毎日稽古に通っていたし、本当に迷惑をかけたと思います」
厳しい稽古を経て本番を迎えた。
「でも、連日続く、慣れない英語の舞台に、精根尽き果てて、ついに僕も高熱を出してしまって。体の節々が痛みました」
苦難の人生を歩んだ主人公セルバンテス。白鸚さんは自分の苦痛を彼の人生に重ね合わせた。
ーーこれはセルバンテスの痛みだ。人生の苦しみだ。
「最低の出来だった」。白鸚さんがそう沈んでいると、紀子さんはこう断言した。
「最高だった。今まででいちばんの舞台だったわ」
観客の目には白鸚さんとセルバンテスが一体になって映っていた。
「この米国公演では、いわゆる“梨園の御曹司”ではなく、27歳の日本人役者として、勝負は芸だけという無名の潔さを味わいました」
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