2020年3月17日 11:00
「早く結婚したい~」年頃タレントの“ビジネス嘆き”に疲れる理由
ではその差はどこで生み出されるのでしょう。
■「悲壮感」をどこまで感じさせるかがカギ
おのさんと同世代で結婚したいキャラといえば、一人思い出される人がいます。最近では美容マニアとして女性人気の高い、タレントの田中みな実さん(33)です。
彼女がバラエティに出るともう美容の話か恋愛の話しか語られず、その中で必ずといって「早く結婚したい」といった文脈の言葉が飛び出します。
おのさんと田中さん、どちらもアラサーで焦りを言葉にしているという点は同じです。でもパッと2人の言葉を聞くとなんとなく焦りの空気感に差を感じるのは、ただ田中さんが今仕事の調子が絶好調だから……というわけではないような。
では、その差はどこにあるのか。考えていくと、ヒントはキャラ変換の落差にあるように思うのです。
分解すると、田中さんのキャラ変化は大きく分けても以下のようなグラデーションを持っています。
ぶりっこモテキャラ(局アナ時代)→モテるけどちょっと重たい系女キャラ(恋愛下手アピールをしていた時期)→美容マニアなのは今だけ!やりきったから結婚したい(現在)
一方のおのさんは、彼女にしたいキャラ(数年前)→結婚したいキャラ(現在)