2020年3月17日 11:00
「早く結婚したい~」年頃タレントの“ビジネス嘆き”に疲れる理由
と、いきなり180度の変化をもたせています。
確かにこれでは見ている方も「いきなりどうした!?」となり、焦りのレッテルを貼り付けやすくなります。
これは彼女たちに限らず、一般社会でもよく見かけることです。
いきなり「結婚!結婚!結婚!」と叫び出して周りを引かせる人は、そもそもその前段階に恋愛色を挟んでいないこともあります。その結果、妙に痛々しさが出てしまうのです。
■そもそも考えたい「結婚したいキャラ」が求められる日本
女性の焦りについて書きながら、とはいえ思うことがあります。
それは「適齢期になると結婚願望をちらつかせる」というキャラがいまだに受け入れられていることに、なんだか古臭く感じられるということ。そして同性として見たとき、ちょっとシンドいなと思うのです。
もちろん結婚したい気持ちを抱くのは自然なことですし、抱かない人もいるでしょう。
ただ「寂しい女」キャラを演出することでいじられたり、キャラが立ってしまったりする現実がある。それに私自身が共感する日もありますが、ふとしたときにうんざりしてしまうのです。
時代はどんどん加速して「多様性」を求めるようになっています。