くらし情報『ゲイ精神科医Tomy流コロナ禍での“イライラ”への対処法』

ゲイ精神科医Tomy流コロナ禍での“イライラ”への対処法

(Tomyさん・以下同)

■子どもの休校や自粛にイライラ

「同じ場所に閉じ込められることは、私も苦手だしイライラするわ。ただ、コロナに関しては、人に感染させない、そして感染しない、が大前提です。外出が難しい今、できないことはあきらめるしかないけれど、今あるバリエーションの中から楽しむことはできるはず。ジムに行けないのなら、ユーチューブの動画を見ながらトレーニングをしてもいいし。ヨガ教室に行けないのなら、お風呂場をスタジオ代わりにホットヨガをするとか……お気に入りのアロマをたいて電気を消せば、オシャンティな気分になれるわよ。子どもが騒がしいのなら、この際、好きな動画やアニメを思う存分見せるのも手よね。子どもは好きなものへの集中力がすごいから」

とはいえ、今回のコロナショックは、収束が見えないことこそが、私たちを不安で支配している。

「でも、人間は環境やストレスに慣れてゆく力を持っています。
さらに極論をいえば、みんないつかは死ぬんです。それがいつかわからないだけのこと。誰も明日のことはわからない。だからこそ、見えない先のことを不安に思うより、今日一日のことだけを考えませんか。今できることの中から、今日一日の楽しみ方やリラックス方法を見つけられるといいわね。

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