くらし情報『“4密”揃う訪問介護「リスク減らすには整理整頓」と医師』

2020年5月29日 15:50

“4密”揃う訪問介護「リスク減らすには整理整頓」と医師

日常のシーンごと、水野先生に教えてもらった。

【介護編】

水野先生が、暮らしのなかでもかなり感染リスクが高いというのが介護。体が触れ合うこともあり、3密(密接、密集、密閉)に密着を加えた“4密”になりやすいという。

「介護する際は、マスクの着用は絶対です。要介護者に触れる前と後には、毎回手洗いも行いましょう。ベッド柵や蛍光灯のスイッチなど要介護者がよく触る箇所を触ったときは、そこをアルコール消毒するのも忘れずに」(水野先生・以下同)

部屋の整理整頓をすることも、感染リスクを減らすのに重要だ。

「屋内が散らかっていると、介護中にいろいろなものを触ることになり、接触感染のリスクが高まります。整頓は院内感染対策でもよく言われることなんです」

【映画館編】

密集と密閉がそろいそうな映画館。
じつはリスクは低いという。

「劇場は空調設備が整っていて、前後左右ひと席ずつ空けて座れば、密集も避けられます。鑑賞中に会話はしないと思いますので、上映前後で会話を控えればリスクは低くなります」

ただ、注意したいのは軽食。ポップコーンなど手で食べるものは、接触感染のリスクがあるので、控えたほうが安心だ。

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