2020年6月8日 06:00
井浦新語るおこもり生活 子どもと遊ぶ何気ない時間が幸せ
僕らは必至で朝斗を守ることしか考えていませんでしたが、完成作を見て、彩珠さんがどんな気持ちであの場面にたどり着いたのかを知ると、もう痛くて痛くて……」
しかし、エンドクレジット後の朝斗の言葉は、親たちへの希望ともとれる。「あれは台本にはないセリフ。監督から厳しい撮影を終えた僕たちへの愛情の『ギフト』では(笑)」と井浦。本作を通して、家族のあり方を考えたそうだ。
「日本人は世界から見ても血(のつながり)にこだわりがちですが、家族とは血で決まるのではなく、一緒に過ごした時間や経験が積み重なってできていくものなのだと思いました」
私生活では2児の父親だが、新型コロナウイルスの影響で自粛が続く日々をどう過ごしているのだろう。
「親としていつもと変わらない姿をちゃんと見せなければと思う半面、予定していた撮影が飛んだことでふだんは途切れ途切れになっていたことをやり続ける時間ができたんです。かるたやけん玉をしたり、僕が買い続けてきたレコードを子どもたちが選んで聴いたり、そういうなにげない家族との時間に幸せを噛みしめていました」
“家族”のことを語るとき、井浦の表情もまた輝いていた。
「女性自身」2020年6月16日号 掲載
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