くらし情報『市民約4千人が捜索に 認知症“行方不明者”発見率100%の街』

2020年7月9日 11:00

市民約4千人が捜索に 認知症“行方不明者”発見率100%の街

同ネットワークでは毎年1回、小学校に協力してもらって、全校生徒を対象に下校時に模擬徘徊捜索訓練も行っている。

「子どもでもわかるように徘徊者役を設置し、その人を見つけたら近くの大人に知らせるという訓練です。子どもたちに、認知症という病気そのものを知ってもらうことも目的の1つ。下校ルート沿いにある公共機関、会社、商店などにも事前に訓練を行うと周知することで、大人にもこういう取り組みをやっていることを知ってもらう、そういう意味合いも兼ねています。最近では取り組みを多くの人に知ってもらえたことで、捜索に協力してくれる人が増えており、さらに地域で高齢者を見守る体制が整ってきています」

認知症患者が増える見通しの今後は、こうした活動がもっと広がっていかなければならない。「女性自身」2020年7月21日号 掲載

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