くらし情報『三浦春馬さんの急逝で心にぽっかり空いた穴(JINSEIのスパイス!第84回)』

2020年8月11日 17:00

三浦春馬さんの急逝で心にぽっかり空いた穴(JINSEIのスパイス!第84回)

1万km近く離れた国にいる僕でさえ、暗く重たい気持ちに引き込まれてしまいました。亡くなられた春馬さんのことはまったく知らなかったのですが、生前の輝いた笑顔の写真を見て、残念でならない気持ちがこみ上げてきました。

そういうときにできることは、残された者たちが寄り添い合うこと。家族や友人など、身近な人をいつも以上に大事に労るのがいいでしょう。いまのあなたには、人の温もりが必要です。僕はいつも、自分に言い聞かせる言葉があります。厭世的な気持ちに支配されたときに、この言葉を自分に呟くようにしています。「死にたいと思ってもいいから、生きなさい」そして、僕の場合は、息子の部屋に行き、「なにも問題はない?」と話しかけたりします。
「大丈夫だよ」と息子は答えます。「でも、もし、なにかつらいことがあっても、心配するな。パパがいるからね」“パパがいる”という言葉は自分が生きる使命感を意味します。そういう励ましは、ときに意外な連帯感を生むことがあります。息子のほうは「自分は守られている」という安心感を得られ、同時に、僕のほうは生きる糧を得られるのです。

それにしても、亡くなられた春馬さんのことを思うと胸が痛みます。

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