くらし情報『加藤綾菜と夫・茶の介護「批判から守ってくれた。今度は私が…」』

加藤綾菜と夫・茶の介護「批判から守ってくれた。今度は私が…」

診断結果はパーキンソン症候群という大病。しかし、手が震え、スプーンもまともに持てなかったという茶さんに、献身的に寄り添い、看病する綾菜さんの姿が報じられると、世間の目は次第に変化していった。

「あのころは絶対に彼を死なせたくないという使命感に燃えていました。主治医の先生からは『回復は難しいでしょう』といわれましたが、結婚して数年しかたっていないのに、という思いがありましたし、生命の力を信じる心が強かったんです。『彼の大好きな仕事に復帰して舞台に立ってほしい』と、そればかり願っていました」

入院当初の茶さんは筋力が衰え、体重も一時期38キロまで低下。退院しても食事が喉を通らず、綾菜さんは「このままではいけない」と、本格的に減塩食を学ぶため、料理教室に通った。食育インストラクターの資格を取得するも、次は介護について学ぶ必要があると痛感した。

「病室では医師や看護師さんたちが彼のために立ち働いてくださるなか、私はついているしかできないというもどかしさがあって」
この後、茶さんは奇跡的に回復、舞台にも復帰を果たした。


「退院時に『1年後、舞台に立とうね』という目標を立て、『今日は5分歩けたから、明日は6分を目指そう』とか、地道なリハビリに励みました」

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