くらし情報『「とことんやれ」萩本欽一が語っていた妻の“夢追いサポート”』

「とことんやれ」萩本欽一が語っていた妻の“夢追いサポート”

とにかく、“口を出さない、邪魔しない”を徹底してくれていたの」

萩本は「理想の人生を歩むうえで、これほどピッタリの人はいなかった」という。そのいっぽうで「我慢してきたこともいっぱいあったと思うなぁ」と、こんなエピソードを振り返っていた。

「『ぼくが死んだら“欽ちゃん記念碑”を作って、みんなが遊びに来られるような、テーマパーク風のお墓にしたい』と話したことがあったの。今まで○○したい、と話すと『好きなようにすれば』と言われていたけど、そのときだけは、ジーッとぼくの顔を見て『あんた、死んだ後のことまで夢見るのね』と言ってきた。そして、『あんたの最後の夢だけは、私はどかしておいて』って(笑)」

しかし萩本は、「ずっとぼくの夢物語を応援してきてくれたお母さんが、最後の夢にはついていかないとハッキリ言った」と感心の様子。そして、こう続けた。

「『いままで言いたいことはいっぱいあったのよ。でもそれを言うと、あなたの夢が壊れるから言わなかったの』。
そんな意思が伝わってきたよ。実際、お母さんはぼくと2人で入るお墓を買っていたみたいなんだけど、もうそれは手放して、1人で入れるようなところに買い換えちゃったみたい」



誰よりも理解し、その夢を支えてくれた澄子さん。その生涯に、萩本は感謝しきりだろうーー。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.