2020年12月24日 12:00
町田啓太チェリまほ最終回秘話「最後まで温かい現場でした」
イケメン過ぎるがあまり、先入観を持たれてしまったり、見た目だけで判断されてしまったりして、誰も自分の中身を見ようとしてくれない。そんな自分の境遇に勝手にプレッシャーを感じて、誰にも理解してもらえないと絶望に近い気持ちを抱いていた黒沢に、手を差し伸べてくれたのが同期の安達だったんです。
――黒沢は入社まもなく安達に恋愛感情を抱くように。そう思うと、長い片思いですね!
入社後ずっと安達に片思いをしていたのかと思うと、僕は黒沢をすごくピュアで愛おしい魅力的なキャラクターだなと思っています。ただ好意のある相手に近づきたいというだけではなく、そこには長年の蓄積された思いがある。黒沢を演じるからには、僕の念頭には常に黒沢の純粋な気持ちや思いの深さを置いておかないといけないですし、すごく考えて演じるようになりました。――撮影現場の雰囲気は?
すごくいい雰囲気でした。安達を演じる赤楚くんは雰囲気の柔らかい人で、周りへの気遣いも欠かさない。
でも、ちょっとおちゃめな部分もあって、現場を和ませてくれました。休憩時間にはお互いの役についてや、「このシーンはこうしよう」というような話をずっとしていましたね。