鏡に向かって作り笑顔を…1日を幸せに過ごすための「朝のルール」
【5】あいさつをする
複数の高校のスクールバスで、運転士が「こんにちは」「さようなら」などのあいさつをしたときの生徒たちの反応を調べると、あいさつをする生徒が以前の約40倍に増加した。あいさつは好意の印でもあり、良好な人間関係を構築する有効な手段だと判明した(※カンザス大学エドワーズとジョンストンの研究)。
人類が進化の過程で編み出した、敵味方を区別するための手段こそあいさつ。「この人はあいさつしてくれるから味方だ」と相手に思わせ、好意の返報性効果により「いい人だな」と思われる。あいさつは良好な人間関係を構築し、みんなの気分をよくするための有効な方法だ。
【6】鏡に向かって作り笑顔をする
被験者にさまざまな形で箸をくわえてもらい、心拍数やストレスの度合いを計測。唇が箸に触れないように歯と歯で横向きにくわえ、口角が上がり大きな笑顔になるグループでは心拍数やストレスが最も低くなった。笑うことが「楽しい」「幸せ」な気分を導く結果に(※カンザス大学クラフトとプレスマンの研究)。
「日常の些細な時間での“フェイクスマイル”を心掛けていると、ストレスが軽減します。自分だけではなく、笑顔の人を見たまわりの人たちもハッピーに。