富司純子 囁かれる親子冷戦…菊之助が二世帯住宅を出ていった!
富司さんは、明らかに播磨屋側に傾いているように映る菊之助さんに『音羽屋の跡取りの覚悟を持って』と心から願うゆえ、しばらく距離を置くことで自覚を促しているといいます。歌舞伎界で“團菊”と称されるように、市川團十郎に次ぐ大名跡・菊五郎を彼は将来継ぐのですから……」(前出・後援会関係者)
1月下旬、国立劇場に自家用車で優雅に現れた富司に話を聞いた。
――女性自身です。
「はい、何ですか?」
――菊之助さん一家が実家を出て以降、不仲だと聞いています。
「……」
問いかけた記者には答えず、運転手を呼び、足早に劇場内へと立ち去ってしまった――。
かつて富司は本誌のインタビューでこう力説していた。
「梨園に嫁いだ以上、家代々伝える芸を継承させる、次にバトンを渡すという責任があります。しかも、芸を継げるのは『男の子でないと』という規律がありますから」(’06年12月19日号)
富司が訴えていた「大名跡の覚悟」、今の菊之助にはどう聞こえているのだろうか――。
「女性自身」2021年2月9日号 掲載
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