“中森明菜への愛”語る椿鬼奴 子供時代はアカペラで熱唱
で、山口百恵の『夢先案内人』を熱唱。11社からスカウトの声がかかり、’82年に『スローモーション』でデビュー。
「クラスの友達の間で、聖子派か明菜派か、どちらか決めなきゃいけないみたいな雰囲気って当時、ありましたよね。私は、聖子ちゃんのようなキラキラしている王道アイドルを直視できなくて……。それより(セカンドシングル)『少女A』のジャケットの、不機嫌な感じの明菜ちゃんが好きでした。陰があって多くを語らない、クールな明菜ちゃんの派閥に加わったんです」
子どもがカラオケに行くような時代ではなかったので、歌うのはだいたいアカペラ。
「歌番組をカセットテープに録音して、勉強時間や寝るときに聴いて覚えていました。カセットテープもなかなか買ってもらえなかったから、1本のテープに何度も重ね録りするんですが、上から録音した曲が長くて、前に録ってあった次の曲のイントロ部分が消えちゃったりして」
「女性自身」2021年3月9日号 掲載
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