くらし情報『自宅療養の母子に相次ぐ悲劇…医師は「妊娠中の感染は早産招く」と警鐘』

2021年8月25日 11:00

自宅療養の母子に相次ぐ悲劇…医師は「妊娠中の感染は早産招く」と警鐘

総合病院や大学病院の産科であれば受け入れの可能性はありますが、どこも病床がいっぱいで難しい状況です」

ひとりの赤ちゃんの尊い命が失われたことを受け、千葉県は新型コロナ感染妊産婦への対応強化を発表。また千葉大病院は感染した妊産婦を受け入れる専用病床を設置する方針を決めているーー。

■子供の面倒を見るために自宅療養を選ぶ場合も

“母が子を失った”柏市の死の5日前、自宅療養中に“子が母を失った”悲しい事例も起きている。

東京都内の40代女性は、夫と子供とともに家庭内感染した。女性は糖尿病の基礎疾患があり、ワクチンは接種していなかった。

せきや発熱の症状があって、8月10日に陽性と判明。親子3人で自宅療養をすることになった。翌11日の症状はせきと発熱のみだったことを、保健所が確認。
しかし12日、彼女が自宅で倒れているところを夫が発見。死亡が確認された。

家族で感染し母親が亡くなったこのケースと似た事例が、8月18日に静岡県富士市でも起きたことをテレビ静岡が報じている。

家族3人が感染し、夫は宿泊療養施設に入ったが、妻と子供は症状が軽く自宅療養を希望。その後、妻の容体が急変し、亡くなったという。

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