くらし情報『コロナ時代これまでの「お金の常識」が崩壊していく3つの理由』

2021年12月22日 11:00

コロナ時代これまでの「お金の常識」が崩壊していく3つの理由

とあせるあまり、マンションなどを購入してしまうケースもよく見られるという。

「これからの時代は、持ち家にこだわらず賃貸暮らしでもいいと思います。無理に住宅ローンを組むよりも、将来、高齢者施設に入る資金として、その分の現金を持っていたほうが安心できる場合もあります。終(つい)のすみかとしてあせって購入した家が、結果的に“負動産”になる危険性もありますから」

家計の変化は、コロナ禍による生活様式の変化にも影響を受けている。外食費や旅行代は減ったが、「おうち時間」が長くなったことで光熱費や通信費、食費がかさむようになった家庭が増えたのだ。

「家にいる時間を充実させるために、夏場は炭酸水メーカーなどを購入したという話をよく聞きましたが、じつはわが家もコーヒーメーカーを買ってしまいました(笑)。ほかにも、冷蔵庫やテレビ、トースターなど、買い換えの予定がなかった家電を買ったというケースや、テレワークのためにパソコンやデスク、椅子、プリンターなど一式そろえた方もいました」

外食を控えた分、宅配サービスの利用が増えてしまったり、あるいは、趣味の旅行を控えたりした結果、ストレス解消のために不要な家電や嗜好品を買ってしまった、などというのはよく聞く話だ。

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