くらし情報『老後破綻する人の特徴「老後は大家に」「節税上手」「退職金で住宅ローン返済」』

2022年11月22日 06:00

老後破綻する人の特徴「老後は大家に」「節税上手」「退職金で住宅ローン返済」

(写真:PIXTA)

(写真:PIXTA)



「50代は老後資金の貯めどきですが、実は、罠にはまりやすい“カモ期”でもあります」

そう話すのはファイナンシャルプランナーで『50歳を過ぎたらやってはいけないお金の話』(東洋経済新報社)の著者、山中伸枝さんだ。

山中さんによると、50代以降は退職金を手にするなど、老後資金の形成に重要な時期。その一方、過ごし方を間違えると“老後破綻”が一気に近づくという。

「『退職金でお金持ちになれるかも』『定年後、逃げ切れるかも』などと気持ちが“カモ化”しやすくなるのも問題です。気が大きくなって判断を誤り、よかれと思って始めたことから老後破綻に一直線という方もたくさんいます」(山中さん・以下同)

実際、自己破産する人の4人に1人は60歳以上というデータもある(’21年・日本弁護士連合会)。

だが「老後2千万円不足問題」が騒がれ、老後資金の大切さは身に染みている人が多いのでは?

「だからこそ、もっとお金が必要と焦り、投資の超初心者が専門家の言いなりになってハイリスク商品に手を出して大損するのです」

さらに、定年が近づくと、資格を取って独立開業や、自宅カフェを開くなど夢をかなえる人も多い。

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