くらし情報『榊原郁恵 夫の渡辺徹さん最期の“会話”と、喪失の“今”を独占告白120分』

榊原郁恵 夫の渡辺徹さん最期の“会話”と、喪失の“今”を独占告白120分

郁恵さんの言葉にも反応を示さなかった。

郁恵さんは、徐々に現実を受け入れていったのかもしれない。

もうこれ以上は徹さんがかわいそうに見えて、“最期の時”を迎えることとなった。

「ドラマのようにふっと息を吹き返す状況ではないということでした。私たち一家と同居している私の母も『お父さんは精いっぱい、頑張ったのよ』と声をかけてくれました。私もこれ以上、主人に『頑張って』とは言えませんでした。もう、これまで十分に頑張りましたから」
■渡辺さんが好きだった赤いウインナーを家族で食べて。思っていたよりずっとおいしくて

「じつは主人を荼毘に伏す前に、盟友の中村雅俊さんや角野卓造さんに連絡をとって、お別れに来ていただいたんです。
皆さん、『徹の顔を見たら、どうなっちゃうんだろうな』と考えていたようですが、穏やかに眠っているような主人を見て、つい昔の楽しい日々が思い出されたみたいです」

3月28日に行われたお別れの会でも、その人柄を感じさせる場面に遭遇した。郁恵さんや裕太さんが参列者に挨拶をしていたときだった。

「目の前には俳優さんばかりでなく、裏方のスタッフさんが長蛇の列を作って……。レギュラー番組でお世話になった人ばかりでなく、年1回出演する地方の特番のスタッフさんなどが、主人との思い出を私たちに伝えたいと思ってくださったんです。

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