くらし情報『加藤貴子 男性不妊克服の裏に「3度の流産」と「早朝注射」』

2017年4月6日 06:00

加藤貴子 男性不妊克服の裏に「3度の流産」と「早朝注射」

先生は最近の日本で男性の不妊症が増えていること、不妊治療のためにクリニックを訪れる夫婦の半分程度が彼のような男性不妊であり、それは特殊なことではないこと、また改善策があることなどを話してくださいました。改善策は1.1日45分間のウオーキング、2.規則正しい生活、3.食事の取り方の工夫、4.飲酒したら3日空けること−−の4点です。実際に半年ほど続けたところ、彼の精子の状態は改善されていき、活発に動くようになっていきました」

’13年10月31日、加藤は43歳で入籍した。だがこの前後に3度も流産を繰り返していたのだ。特に3度目の流産は、自然妊娠を果たし、喜んでいた矢先の出来事だった。

「しばらくの間は、流産の悲しさから立ち直れませんでした。3回も連続で経験したのは、私の卵子が老化してしまっているからだ、私の努力が足りないのではないか、私は不育症なのではないか……など、自分を責めてばかり。心が折れそうになって体調も崩しました。
私の様子を見て心配した事務所がお休みをくれたのですが、おかげさまでその後、体外受精をして、ついに長男をおなかに宿すことができたのです」

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