『ひよっこ』天才子役の高橋來くん 母が語る“意外な教え”
最近は、ロケットの設計図を書いたりもしています。アニメで見ていたので、その影響なんでしょうか。あまりモノを欲しいと言わない子に育っていますね」
そしてドラマでは膨大な台詞の役も完璧に演じきっていた來くんだが、実は意外にも“言葉を覚えるのが遅い子”だったという。そんな息子が心から台詞を表現できるように、真由美さんは陰でこんな工夫をしていたのだ。
「実は今も言っていることがよく分かりません(笑)。いつも自然体だからでしょうか、自分のペースで言いたいときにいきなり話し始めるので。周囲にもなかなか理解してもらえなかったりします。だから普段は台本を読んであげていっしょに覚えているのですが、大事な告白シーンなどではあえて共演者の部分を読まないこともあります。
事前に知ってしまうと本人の感動がなくなっちゃうので、うまく演じられない。だからそんなときは『ここは相手の台詞をよく聞いていてね』と言うようにしています」
今後、來くんにどんなふうに成長してほしいのか。母としての夢を聞いた。
「将来も俳優さんであってくれれば嬉しいですが、決めるのは本人ですから。