第28回「松居一代の泥沼離婚劇に学ぶ「夫婦間のSNS暴露」防止法とは」
半名指しでネガティブなことを投稿するいちばんの目的。それは松居さんのように争いが起きている場合は話が少し異なりますが、たいていは「わかってほしい」という共感や仲間探しです。たとえ「これって変なの?私が悪い?」という疑問系の投稿となっていても、欲しい答えは賛否両論ではなく「大変だね!あなたはおかしくないよ!」という肯定です。
これらSNSでネガティブな投稿をする人の厄介なところは、本人はなんら悪いことだと思っていない点にあります。むしろ誰かから同意が得られると「社会的に良い発信をした!」くらいに思ってしまいます。身近な人に迷惑をかけながら、投稿する側は自分の立ち位置の不安定さを解消することに必死。そのため社会的に良いも悪いもないのですが、矛盾もおかまいなしに発信し続けるのです。
船越夫婦のような闘争にならなければ、大概ストレス解消法として大事にはならないこの行為。
見つけた際にやってはいけないのが「やめて!」と真っ向から否定して拒否することです。なぜなら自分の意見を悪いことだと思っていないので、否定されると拒否反応を起こして関係悪化する可能性があるからです。