くらし情報『袴田吉彦の禊はもう完了?笑いに走った「不倫キャラ」の代償』

2017年10月2日 17:00

袴田吉彦の禊はもう完了?笑いに走った「不倫キャラ」の代償

 

また不倫を1つのキャラとして取り込み、地位を築いた俳優というとしては石田純一さん(63)くらいしか実は思い浮かびません。それくらい不倫を笑いに変えて俳優として邁進するというのは、実は難しいのです。

個人的にはバラエティ番組での復帰後は、ぜひ本業である俳優業での躍進を強く望みます。たとえばゲス不倫役を演じたり、どうしようもないダメ男を演じたりなど。それでこそ、芸を使っての本当の禊なのかもしれません。

■謝罪や休止ではなく、本気の挽回を見たい

最近では過熱しすぎた不倫報道について、多くの人が窮屈さを感じるようになってきたと耳にします。筆者は今回の袴田さんの番組出演を観ながら、「このくらい世間もテレビも寛容であればいいな」と強く思うのでした。

もちろん不倫で誰かを傷つけたことは、当人に対しては謝罪すべきことです。
ある程度は社会的な損失を被ることもあるでしょう。しかしそれをきっかけにしてまったく関係のない人が「裏切られた」とバッシングし、社会からつまはじきにする。これでは、形を変えたいじめです。

不倫という字は「倫に反すること」

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