くらし情報『ディーン・フジオカ 東日本大震災7年で感じた繋がりとは?』

2018年5月22日 06:00

ディーン・フジオカ 東日本大震災7年で感じた繋がりとは?

 

それから7年経って、自分自身を取り巻く環境も大きく変わりました。日本をベースに日常的に仕事をするというスタイルになって、しかも今年は、アチェで撮った映画が公開になって。海は繋がっているなぁ、と思いました。

2004年に自分が香港にいたときにスマトラ沖大地震があったこともはっきり覚えているんですけど、今回アチェに行ったら、ジャッキー・チェン村(中国が提供した復興住宅団地)みたいなものがあったりして、そこでも“やっぱり海って繋がっているんだなぁ”と思いましたし。

自分が点々としてきた当時の思い出と、いま目の前にある景色が繋がっている。感慨深いですよね。

それに、第二次世界大戦時、アチェも日本軍の占領下にあったので、いまでも当時の日本軍の基地がのこっているんです。『海を駆ける』のなかでも大事なシーンとして登場しますけど。


名字が日本のものなんだけど、日本語をまったく話さないし、見ためもどう考えても日本人じゃない人にも、これまでインドネシアでは日常的に会ってきましたし。そういう人は、話を聞くと、おばあちゃんが日本人だったりして。

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