2023年8月14日 09:11
人気保育士てぃ先生が教える「子どもの登園拒否」が長引く家庭の共通点とは?
と感じてしまいます。そんな状態で、親がポジティブな言葉がけを続けると、子どもはネガティブな気持ちが溜まる一方です。
そもそも、子どもの保育園生活の中では、実際にポジティブな出来事があれば、逆にネガティブな出来事もあります。親がポジティブな言葉がけばかりをすることによって、子どもにとってネガティブな出来事が起こったときに、親のポジティブな言葉とのギャップを感じ、保育園がもっと嫌になることもあるのです。
そうならないために、子どもが登園を渋ったときには、まずはそれをとことん受け止めることが大事。「そうだよね、嫌だよね」「パパやママと離れるの、悲しいもんね」などと、同じ目線で理解してあげる姿勢を示しましょう。
「そんなこと言ったら、もっと保育園が嫌になるのでは?」と思うかもしれませんが、その心配は不要です。
例えば、勤務先で部下の仕事の大変さをわかっていない上司に、「このタスクを○時までに終わらせられるように頑張ってね」と言われても、「これがどんなに大変なのかわかってないくせに!」とモヤモヤしますが、同じ仕事をしている同僚など自分の立場をわかってくれている人に「本当に大変だよね、頑張ろうね」