2023年10月8日 08:30
今のホームレスはどうやって寝泊まりしている?最多だったのは段ボールの家ではなく…
(※)で16.0%でした。
そのほか「緊急一時宿泊施設(シェルター・一時生活支援事業)等に一時的に入っていたことがある」(3.0%)、「病院に一時的に入っていたことがある」2.6%などの回答も見られました。
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※ドヤ:住居不定の日雇労働者を対象とした簡易宿所のことで、「宿(ヤド)」の逆さことば。
今回の路上(野宿)生活の間、ずっと継続して路上(野宿)生活が続いていますか?または、どこかと行き来していましたか?―厚生労働省「ホームレスの実態に関する全国調査(生活実態調査)結果」より
どのくらい路上生活をしているのか
最後に路上生活をしている期間を見てみます。
今の路上生活は「10年以上」が4割
「現在の路上(野宿)生活がどのくらい続いているのか」を聞いた結果は、40.0%もの人が「10年以上」と回答しました。次いで「5年~10年未満」(19.1%)、「1年~3年未満」(11.4%)という結果でした。「10年以上」と回答した人の割合は、過去の調査と比較して増加傾向であることもわかります。一度ホームレスになるとなかなかそこから抜け出すことができず、長期化してしまうケースの多いことが想像されます。