くらし情報『日本の女性は睡眠時間が短すぎる…家事の8割・育児の7割を女性が負担、ジェンダーギャップ指数125位の日本の現実』

2023年10月16日 10:01

日本の女性は睡眠時間が短すぎる…家事の8割・育児の7割を女性が負担、ジェンダーギャップ指数125位の日本の現実

他国と比べても女性の家事・育児負担が重い

目次

・他国と比べても女性の家事・育児負担が重い
・日本の女性は睡眠時間が世界的に見ても短い
・片方だけが家事や育児を行うことは「リスク」
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(※画像はイメージです)

少し前、国立社会保障・人口問題研究所の「第7回全国家庭動向調査結果」概要が発表されて、ニュースになりました。それによると、妻が60歳未満の夫婦の平日1日の平均の家事時間は、妻が247分、夫は47分でした。夫の家事時間は、毎年微増しているもののまだ少なく、女性が約8割を負担していることになります。

一方、同調査で、妻が50歳未満で12歳未満の子供がいる世帯における1日の平均育児時間は、妻は平⽇ 524 分(8 時間 44 分)休⽇ 724 分(12 時間 4 分)で、夫は平⽇ 117 分(1 時間 57 分)休⽇ 423 分(7 時間 3 分)でした。育児も、女性が約7割を負担しています。

厚生労働省の「男女共同参画白書」には、6歳未満の子供を持つ夫婦が、家事や育児にどのくらいの時間を使っているのかを国際比較した表があります。日本、アメリカ、ヨーロッパでは1日平均8時間を夫婦で分担しているようです。

そんな中、日本だけが妻の家事・育児関連時間が7時間34分と突出して長く、反対に夫の時間は1時間23分とあまりにも短いのがわかります。

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