2023年10月30日 08:21
5年間で70人の子供が転落事故被害に。窓やベランダからの転落事故を防ぐため、できる対策は?
自宅の階段、公園の遊具も要注意です。例えば、階段の上下にはベビーゲートをつけて勝手に上がったり降りたりできないようにするとか、公園で遊ぶときは年齢に応じた遊具を選び、必要に応じてそばで介助するなどの工夫をしましょう。
そして、まだあまり自分で動けない子の場合は、保護者が転落させてしまわないよう注意が必要です。ベビーベッドの柵やベビーカー・ベビーチェアのベルトはすぐにきちんとしめる習慣をつける、抱っこ紐をつけた状態で下を向いたり物を拾ったりしない、クーファンなどに乗せて運ばないなど、意識するようにしましょう。
このほか、こども家庭庁のサイトにある「こどもの事故防止ハンドブック」を読んでみてください。0〜6歳の子供に多い事故について、詳しくまとめてあります。きっと事故防止のために役立つと思いますよ!
参照)
消費者庁 窓やベランダからの子どもの転落事故に御注意ください!
この記事の監修者小児科医森戸やすみ 先生
小児科専門医/どうかん山こどもクリニック院長。
一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、現在は東京都谷中のどうかん山こどもクリニック院長。
医療者と非医療者の架け橋となる記事や本の発表に意欲的に取り組んでいる。