「まずは貯金だ! 私がお父さん役もやるんだ!」未来のために“いま”を犠牲にしていたかも…。新山千春さんインタビュー【1】
と、力が入っていたんですね。
新山よく考えてみれば、元旦那さんとは喧嘩別れをしたわけではないので、いまでも連絡は取れますし、娘が習っているダンスのステージを応援しに来てくれたりもしています。
でも、もあにとっては、元旦那さんと私がいた空間が“半分”になったことは事実。まわりの友達が「父の日に、パパにこんなプレゼントをしたよ」なんて話をしているときに、これまでつらい思いをさせたんじゃないかな、と思っています。
娘がそういった気持ちを私に言うことはないですが、パパとママが別々に暮らすことになって、子どもに苦しみやつらさを味わわせてしまったことに対しての罪悪感はあります。私はそれをこれからも背負っていかなければならないと思っています。
新山千春さん/タレント
1981年1月14日生まれ、青森県出身。第20回ホリプロタレントスカウトキャラバンの審査員特別賞の受賞をきっかけに芸能界入りし、1996年公開映画『お日柄もよくご愁傷さま』で女優デビュー。
タレントとして活動する傍ら、2012年には連続テレビ小説『カーネーション』(NHK)にも出演するなどさまざまなドラマや映画で活躍。近年は『水曜日のダウンタウン』(TBS系)