宮崎麗果さんが黒木啓司さんとの再婚に迷わなかった理由。運命を感じた、子どもたちと夫の初対面
その結果いっぱいいっぱいになって、結局、子どもや自分にあたってしまったり、家族の空気が悪くなることがありました。
子育ては思い通りに行かないことばかりですよね。外出前にオムツ替えが発生したりグズッたりして予定した時間通りには動けないし、トラブルだらけの毎日です。
ーー「完璧な子育てをしたい」という考えから、自然に変化していったのですか?
宮崎二度目の離婚をしたあと、就職活動をしたのですが、当時はまだ日本語も拙かったうえ、元タレントで職務経験もなく、ハナちゃんを妊娠中という状況だったので、どこも雇ってくれなくて。それでも生活費を稼がないといけないので、自分で起業をしました。資金的に余裕もなく、経理も何もかも全部自分でやっていた慌ただしい時期に、自分の体調不良も重なったのですが、子どもたちに対して「良いママでいなきゃ」と思い詰めてしまい、パンクしそうになりました。そのときに一種の諦めというか、「完璧じゃなくてもいいや!」と思えて……。
完璧を求めるのをやめて、ハッピーでいるためにどうするかを考えるようにしたんです。
子どもたちにも「ちゃんとやろうね」ではなく「ベストを尽くそう、ハッピーでいよう」