くらし情報『松本まりかが休養して気づいた“自分らしさ”の意味「今、幸せの入り口にいるのかも」』

2022年6月16日 07:00

松本まりかが休養して気づいた“自分らしさ”の意味「今、幸せの入り口にいるのかも」

松本まりか 撮影/奥田耕平

撮影/奥田耕平



「22年くらい探していた“自分らしさ”が、ようやく分かりかけてきた気がしています」

2022年、春――俳優・松本まりかさんは、2018年のブレイク後初めて休養を取った。約1ヵ月の間、“自分とだけ”向き合った。

「仕事がない時期があって、また仕事をいただけるようになった。でも、この数年間こなすように日々が過ぎて行き、やりきれないこともたくさんあって。ある時から限界が来るわけですよ。つらい、眠い、台本を読む時間がない、セリフが言えないってなった時に、これはもうダメだ!って。走ってきた足を一度止めて、自分と向き合わなければと。人生で初めて、自分を大切にした時間でした」

自分を大切にすると決めた時間。
彼女が訪れたのは「いつか行ってみたい」と思っていた、“スリランカ”。世界3大医学の一つで世界最古の伝統医学“アーユルヴェーダ”に触れ、大きな気づきを得たのだ。

「(アーユルヴェーダの)先生に『あなたは今とにかく走りすぎているから一回ゆっくり歩いてみて』と言われたんです。落ち着いて、呼吸して、ゆっくり歩いて……たったそれだけなんですけど、そしたらすごく心地よい気持ちになったんです。

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