2021年11月2日 17:00
朗読劇『クローバーに愛をこめて』高本学×山下七海インタビュー
撮影:塚越淳一
11月6日と7日に浜離宮朝日ホール・小ホールで行われる朗読劇『クローバーに愛をこめて』(作・演出:大浜直樹)。この朗読劇は、舞台『刀剣乱舞』など2・5次元の舞台で活躍する俳優の高本学と、『おそ松さん』や『鬼滅の刃』などに出演している声優の山下七海が声で紡ぐ、愛の物語である。
幼馴染である英雄と愛美が幼少期に出会い、小学、中学、高校と過ごし、やがて結婚し子どもが生まれる……2人の人生を日記を読むような形でそれぞれの視点で紡いでいく朗読劇。その物語に触れた感想、そして、それぞれの子どもの頃を振り返ってもらった。
英雄として違う人生を歩むことで、自分の人生も豊かになった感じがしました
ーー朗読劇にはどんな印象を持っていますか?
高本学(以下、高本)僕は基本的に2.5次元舞台と言われる、アニメや漫画を原作にしている舞台によく出ているので、朗読劇はあまり経験がないんです。舞台では身体表現をしながら芝居をするのですが、朗読は、声の心地よい音色とか体に頼らずに感情を伝えるのが魅力だと思うので、それを最大限引き出していければいいなと思いました。僕の場合、演じながら手とかが動いてしまうんですけど、それも役者がやる朗読劇の見せ方なのかなと思うので、自分なりの表現ができればいいですし、それが山下さんの表現と合わさることでいい化学反応を起こせば、すごく面白い朗読劇になるのではないかと思います。