銀杏BOYZ、10カ月にわたる弾き語りツアー最終日をレポート ゲストのTOMOVSKYを迎えて47都道府県完走!
「いちごの唄」と、ファンは誰もが知っている曲を次々と披露していく峯田だったが、9曲目はちょっと違った。
「朝立ち」をやったのだ。2009年に出た、Kebab Recordsというインディー・レーベルのコンピレーション・アルバムに提供した曲で、このツアーの何公演かで歌うまでは、ほぼライブでやったことがなかった曲だという。
その「朝立ち」のエンディングで、ギター加藤綾太とドラム岡山健二が登場し、次の「二回戦」から3人編成でのライブになる。ひとりでの弾き語りが一部、バンドでのライブが二部、ということだろう。
「二回戦」が始まると、ステージ後方に白幕が降り、歌う峯田の超どアップの顔(目元だけに寄っていたりする)が映し出される。その画は、12曲目「ぽあだむ」では夕焼け空を思わせる真っ赤なビジュアルになったりと曲ごとに変わっていく。
「キミからメールが来ないから」という歌詞の古さに自分でツッコミを入れながらも、「写メールとか、10代の人、わかっかな。まあわかりますよね。ババアばっかりだから」と悪態をついて笑いを取ってから、13曲目「ナイトライダー」へ。この曲は、タンバリンを振る岡山健二と峯田が、ツインボーカル状態で交互に歌う。