布袋寅泰、40年間と“いま“を表現 吉井和哉もサプライズ登場した『40th ANNIVERSARY Live “Message from Budokan”』レポート
でも、言葉に出さなくてもいい。どこか心で“愛してる”という言葉を苦しい時にこそ呟ければいいなと。そんな思いを歌った曲を聴いてください。」
リスナーと心の距離を限りなく近くする「ヒトコト」を心を込めて歌い。ラストには布袋らしさをフルスロットルに輝かせるロックチューン「GLORIOUS DAYS」を全力でプレイし、2日間全44曲を締めくくった。
「みんなに会いたいぜ!それまで元気でいようね。身体もだけど心も。また会えるよう、心から楽しみにしています。布袋でした。
ありがとう!」そして会場に響き渡るBGM「Velvet Kiss」の優しい音色。
本公演は、2デイズ共にアーカイブが公開されている。80年代初頭から現在、40年に渡る日本のロックシーンを彩ってきた伝説の楽曲たちを未来へとアップデートする様を体感できた日本武道館のステージ。布袋寅泰による宇宙一のロックンロールショーに注目すべきだ。
テキスト:ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)
Photo by Michiko Yamamoto
【公演情報】
HOTEI 40th ANNIVERSARY Live“Message from Budokan”~とどけ。