布袋寅泰、40年間と“いま“を表現 吉井和哉もサプライズ登場した『40th ANNIVERSARY Live “Message from Budokan”』レポート
歴史的名盤として名高い『GUITARHYTHM』シリーズや、チャートシーンを賑わしたヒット曲「バンビーナ」、「POISON」、「さらば青春の光」。そして映画『キル・ビル』で世界的に知られた代表曲「Battle Without Honor or Humanity」など圧巻のプレイを披露していく。なかでもトーキング・モジュレーターでソロを弾いた、ギタリスト布袋寅泰、真骨頂のギターインスト曲「Stereocaster」にも痺れた。
本公演は、日本のみならず海外でも視聴可能な配信ライブとして開催された。後半戦序盤、突如サプライズなスペシャルゲストとして吉井和哉が登場し、夢の共演を果たしたことも話題のトピックスだ。
布袋寅泰と吉井和哉という日本を代表する(身長も実績も)ビッグなコラボレーションで披露されたのは、1995年発表、布袋10枚目のシングル作品であり代表作でもある「スリル」と、最新アルバム『Soul to Soul』収録に収録された、吉井がゲスト参加したグラマラスなアッパーチューン「Dangerous」の2曲。花のある2人による奇跡のセッションは、会場中に大きなエネルギーがほとばしり広がっていく様が可視化されていくかのようだった。