くらし情報『「亡国のワルツ」開幕 毛利亘宏、初の社会派作品で「お客さんと真剣勝負したい」』

「亡国のワルツ」開幕 毛利亘宏、初の社会派作品で「お客さんと真剣勝負したい」

と喜びをかみしめ、「この作品、攻めています!」と宣言。「今だからこそやる意味がある」とアピールした。

ミュージカルを中心に活躍する廣瀬も「今日という日を迎えられて、喜びと幸せを感じ、安どしている」と胸中を明かし、「いつ最後になるか分からない危険と隣り合わせ。だからこそ、1公演1公演に命をかけて、舞台上から強いエネルギーを届けられれば」と力強く語った。

北原は「(役柄として)女性であることを武器にできれば。銃を突きつけ合うシーンもあり、ご覧になる皆さんも緊張感に引き込まれるはず」。毛利氏とは誕生日、血液型、出身地が同じだといい「フォルムが違うだけで、私はほぼ毛利さん(笑)。公演の成功はふたりの運勢にかかっている」と笑いを誘った。
また、小川は「ネタバレになるので、どんな役かは言えない」とし、「でも、こういう役は演劇人生の中で初めてなので、どうなるかワクワクしている。90分間息つく暇がないので、ドキドキしながら観劇してもらえれば。社会に一石を投じる、絶対に何かを持ち帰れる作品」と話していた。

取材・文・撮影:内田涼

【公演概要】
FICTIONAL STAGE「亡国のワルツ」
作・演出:毛利亘宏(少年社中)

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