くらし情報『松尾太陽がソロ活動で見えてきたもの「みんなをワクワクさせるアーティストでいたい」』

松尾太陽がソロ活動で見えてきたもの「みんなをワクワクさせるアーティストでいたい」

また、努力のモチベーションは何だったのでしょうか。

キャリアの最初の頃を振り返ってみると、僕は超特急というグループに、何かを歌いたくて入ったっていうわけでもなかったんですね。

――俳優志望だったとお聞きしたことがあります。

12歳で今の事務所に入ったのですが、当時は「どちらかと言えば、俳優志望」という感覚でした。まあそんな覚悟で超特急を始めたんですが、正直、歌に対してはすごく深い所を掘り下げるとか、高みを目指すということもなく、可もなく不可もなしという状況が続いていたんです。でも、グループの環境がガラリと変わったことがきっかけで、自分の歌について本気で考えるようになりました。

――2018年にグループの構成が変わり、責任がより重くなった頃ですね。

そのあたりで自分の気持ちが切り替わったのは、事実ですね。
自分がもっと歌を支えなきゃいけないと自覚して、その延長上でもっと何かいろいろとやっていきたいなと思い始めました。――2020年9月にソロ初のミニアルバム「うたうたい」を出されたときの、インタビューを読ませていただきましたが、歌うことへの楽しさをより感じるようになったとおっしゃっていますね。

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