くらし情報『上杉柊平の幸せを保つマイルール「自分にとっての“特別”を探す」』

上杉柊平の幸せを保つマイルール「自分にとっての“特別”を探す」

シンプルに善悪で語れることではないですけど、南丸が作中で言っていたように、変化が怖いからって理由だけで、耳を閉ざしているだけの存在ではいたくないな、と思いますね」

高志が道を違えてしまった理由「親と環境」

上杉柊平の幸せを保つマイルール「自分にとっての“特別”を探す」


“力”の使い方における考え方が南丸と割れ、少しずつ道を踏み外してしまう高志。彼は、なんともやりきれない最後を迎えることになる。その瞬間、彼は何を考えていたのか。上杉にその問いを向けてみる。返ってきた答えは「きっと、彼はすでに覚悟してたと思うんです」。

「彼なりに覚悟を決めたターニングポイントは二つあったと思います。一つは、頼之さんが“力”で大きなビルを吹っ飛ばしたのを、真横で見ていたとき。そしてもう一つは、高志が南丸の家に行って『(妹の)幸子(藤野涼子)に、俺が悪かったって伝えてくれ』と、南丸に伝言を頼むシーン。
なんとなく自分の運命を悟っていたからこそ、あんなふうに言ったんじゃないかと思います。きっと仮に、もっと早くに幸子に会えていたとしても、高志は言えなかったんじゃないかな。そういう人なんですよ、高志って。幸子がいなかったからこそ、間接的にでも『謝ろう』と思えたんじゃないかな」

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