ドラマ初主演のSakurashimeji 田中雅功と高田彪我 真逆のふたりの挑戦「演じながら別の世界線を生きていました」
彪我が言うように知的なところはちょっと違うんですけど(笑)。
高田そうですね(笑)。
田中僕は10年一緒にいるんで、さすがに何を考えているかわかりますけど、初対面の人からはわりとわかりづらいと言われるタイプの人間なんですよ、彪我って。そういう部分も似てます。
――ご自身が演じられた海斗役についてはいかがですか。
田中これもまた、僕との違いがほとんどないんじゃないかな、っていうぐらい似ています。
そこまでお芝居経験がない中、ほとんど2人芝居だから必然的にセリフが多くなってくるんです。だから、最初に脚本を読んだときは少し不安だったんですけど、「僕だったらこう答えるな」というのが割と海斗とリンクしていて。
そういう意味ではすごくやりやすかったですし、この役ができてよかったなと思っています。高田劇中でも僕らだけじゃなくて、ゲストの俳優さんと絡むシーンがたくさんあるんですけど、そこでの立ち回りだったり、亮や海斗の喋る具合が本当に普段の僕らと同じなんですよ。そういうところもなじみがあるというか。「いつもやってるやつだ」ってなります。
田中喋りたいと思った場面で海斗が喋ってるし、こういうときは彪我に喋ってほしいな、と思ったときは亮が喋ってるし。