2021年4月16日 07:00
永田崇人が『カラフラブル』で示す心境の変化「売れたいというより、強靭になりたい」
高校時代、ゲイであることを友人にアウティングされ、いじめにあった過去を持っている。
「ゲイの方たちがどんなふうに生きて、どんな苦しみを抱えているか、ちゃんと理解しなければいけないなと思って、自分なりに調べたり、同性愛者の知り合いに話を聞いたりしました。あと、すごく参考になったのが、ななぴぃ(七崎良輔)さんの『僕が夫に出会うまで』という本です。撮影に入る前に買って読んだんですけど。僕の中のゆうたんの設定として、本に書かれていたななぴぃさんの境遇をそのまま置き換えさせてもらったところも結構あります。」
自分の好きじゃない部分を隠さなくていいと思えるようになった
ゆうたんは、“子ども番組のお兄さん”として活躍するタレントだ。キュートな魅力で子どもたちから人気を集めている。
「僕も『あつまれ!アマゾンキッズ しまじろうとあそぼう!』で“キャップ(お兄さん)”役をやっていて。そこから設定を引っ張ってくださったみたいで。
坪田さんから『今の崇人くんが思っていることとか言いたいことをゆうたんの台詞に乗せているから、ぜひやってほしい』と言ってもらえたのはうれしかったですね。」
ゆうたんは単に可愛くて無邪気なだけではない。