2018年9月12日 16:08
後姿が美しい「扇太鼓」の結び方!簡単な帯のアレンジ方法を解説
お太鼓を作っていこう
帯を胴にしっかりと巻きつけられたら、次は扇を固定し、お太鼓を作っていきます。帯を大きく広げ、先に作っておいた扇を、帯の上線のところまで持っていき、仮紐で押さえ固定しましょう。
扇の位置を決めたら、帯枕を使ってお太鼓の山を作ります。枕部分を帯枕の上の山に合わせて、紐を結びましょう。仮紐を帯の下位置に当てて、お太鼓の大きさを決めます。このとき、タレ先を人さし指一本分の長さを出すようにして結びましょう。
扇と手先を整えて完成させよう
お太鼓ができあがったら、手先をお太鼓の中に入れて、端を1.5cmほどお太鼓から出してください。扇と手先を整えられたら帯締めをしてお太鼓を固定し、仮紐を取って帯揚げをすれば、帯結び「扇太鼓」の完成です。
一つひとつの工程を丁寧に行い、しっかりと締めるところは締め、帯が途中で崩れてしまわないように注意しましょう。
後ろ姿まで素敵な「着物美人」を目指して
お太鼓の右上に、ちょこんとおめでたい扇が顔を出している帯結びの方法「扇太鼓」。一見すると、難しい結び方と思うかもしれませんが、ご紹介したとおり、初心者でも簡単に結べます。
お祝いごとの席など、着物を着るだけでも華やかですが、帯にひと工夫を加えて、お祝い事の慶びを表現してみてください。帯結びを楽しみながら、着物の後ろ姿も素敵に演出しましょう。
監修:ハクビ京都きもの学院
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