大切な服を虫食いから守るための「衣替え」のタイミングはいつが正解?
そして、お洗濯して干しているときに産み落とす可能性があります。
その卵は孵化して幼虫になり、衣類を食べてしまう可能性が高まります。つまり、冬物衣類をしまうタイミングは、害虫が成虫になる前、ずばりゴールデンウィークが終わる時期までなのです」(大貫さん)
ええっ!?会社や学校が衣替えするタイミングでは遅すぎるってことなんですね!
まぁでも、冬物にはあまり汗がつかないから、そんなに神経質にならなくても……と思っていたところ、大貫さんから「それが危険なんです!」とご指摘が。
冬こそ気をつけたい汗ジミ対策
「冬は寒くてあまり汗をかきませんよね。そのため『数回しか着ていないからさほど汚れていないだろう』と思い、服を洗わずにしまってしまう人もいるようですが、実は黄ばみや汗ジミの原因になります。冬は厚着をしたり暖房が効いた室内に長時間いたりするため、気づかないうちに汗をかいているケースも多いんです」(大貫さん)
洗わないでしまうと収納後に汗ジミになる可能性はあるので、収納前には洗ったほうが良さそうです。
害虫が好きな洋服とは?
とくに虫食いにあいやすい衣類についてもお聞きしました。
「ウール・カシミア・シルクなどの動物繊維は、害虫の栄養源になってしまいます。