料理写真をおしゃれに撮りたい!プロに教わるテーブルスタイリングのコツ
載せるフルーツと同系色のクロスを敷くとまとまりやすいです。絵皿や柄物のクロスを使うなら、描かれているものに着目を。春の草花が描かれているお皿に、マンゴーやメロンといった夏の果物を載せると違和感が生まれてしまうので避けたほうがベターです」
実は今回、撮影用にさまざまなパンでフレンチトーストを用意してもらっていました。
「フレンチトーストは、家にある食材でつくりやすいですよね。残って固くなったパンを卵液に浸して焼くだけです。卵に牛乳や豆乳などアレンジもしやすい。お砂糖を使わず、ワインと粉チーズでつくってハムと合わせれば食事にもなりますよ」
使うのは食パンに限らず、フランスパンやカンパーニュ、フルーツブレッドなど、どんなパンでも作れるそう。形も異なるこれらのパンを使えば、また一味ちがった写真を撮れそうです。
ぜひ写真のトレーニングにチャレンジしてみてください。
●取材協力:木村幸子
料理家。洋菓子研究家。青山にて「洋菓子教室トロワ・スール」主宰。店舗や企業のレシピ・商品開発、TV・雑誌の監修・出演のほか、グルテンフリーや糖質オフ、はちみつを使用した体に優しい料理のレシピ開発実績多数。