くらし情報『コピーライター・銭谷 侑さん&アートディレクター・松永ひろのさん夫婦の「生きる」と「つくる」を融合させた自宅アトリエ』

コピーライター・銭谷 侑さん&アートディレクター・松永ひろのさん夫婦の「生きる」と「つくる」を融合させた自宅アトリエ

かっこいい空間をつくって、背伸びする、みたいなのは、私たちの思う、人生をよくすることとは違うかなって。なので、私たち相応なものにしています」(松永さん)
コピーライター・銭谷 侑さん&アートディレクター・松永ひろのさん夫婦の「生きる」と「つくる」を融合させた自宅アトリエ


家のモニュメントは、釘が表に出ないように繋ぎ合わせる部分に苦心したそうです。

「築35年なので、古い箇所もたくさんあります。でも、こうして自分たちでつくったことで、そこさえも愛せるようになりました。ここに来る前は新築のマンションに住んでいましたが、いまの方が愛着を感じています。
新築マンションの価格が高騰しているなかで、古い物件を安く手に入れて、自分たちで手を入れて暮らすというのは、有効な手段かなと思います」(銭谷さん)

コピーライター・銭谷 侑さん&アートディレクター・松永ひろのさん夫婦の「生きる」と「つくる」を融合させた自宅アトリエ


お客さまを迎える家のモニュメント。ふたりで時々ここに座り、何を話すでもなく、過ごすこともあるそうです。

「私たちの“象徴”であるモニュメントなので、ブレそうになったとき、これを目にすることで原点に立ち返ることができます。ふたりの文化や価値観を表すものを1つ、つくっておくと、ケンカしたときなどに、ふたりの価値観に戻れる“聖地”のような場所になって良いなあと感じています。ふたりがなぜ夫婦、あるいは家族という関係を続けるのかという理由を言語化して具現化するというのは、関係を持続させ、向上させていく上で有効的だと思います」

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