【専門家監修】新築よりお得!?スケルトンリフォームを選ぶメリットとデメリット、費用についても紹介!
スケルトンリフォームはその名の通り、骨組だけを残して室内を完全に取り払って行う大規模リフォームだとお考えください。感覚的にはほぼ建て替えと認識していいでしょう。
それに対してリノベーションは、現在の建物の特性や特徴を生かしながらさらに発展させるものになります。
スケルトンリフォームの3つのメリット
リフォームをするときに、スケルトンリフォームが選ばれる特長的な理由を3つご紹介します。
古民家リフォームがその代表格でしょう。古民家には今では伐採不可能な太くて立派な梁が多数使われているケースが一般的です。
建て替えしてはもったないし、単なるリフォームではその木を活かすこともできなければ魅せることにも適していません。
このようなときにこそ、立派な梁や柱だけを残すスケルトンリフォームは向いているのです。
2つ目の理由はこれ。とくに一戸建てをスケルトンリフォームをするケースでは、この理由が多い傾向にあると私は思います。
費用については後で詳説しますが、暮らし始めると完全に以前の環境とは一新されますし、外観までリフォームをするので建て替えた場合に受ける印象と相違がなくなるからです。
和室だけをリフォームしたいなどの1部屋単位での変更であれば問題ないのですが、3部屋を一つにまとめたいなど間取りを根本的に変更したいケースでは、室内の壁などをすべて取り払って設計する方が合理的だからです。