プロパンガスの料金制度は?メリット・デメリットもご紹介
■事故になった場合大事になりやすい最近のガス設備は安全性が高まっていますが、万が一ガスが漏れてしまった場合には都市ガスよりプロパンガスの方が危険度は高くなります。プロパンガスは空気より重いことからガスが下に集まるので、コンロや暖房器具などとの位置が近くなり、引火の可能性が高くなってしまうのです。
■プロパンガスの料金の内訳
プロパンガスと都市ガスでは、料金設定も異なります。都市ガスは規制料金となっていますが、プロパンガスは自由料金。各社が自由に料金を定めて良いことになっているため、契約する会社によって金額に差が生じてしまうこともあります。そこで、プロパンガスの料金がどのように決められているかについても学んでおきましょう。ガスの料金は、基本的には「基本料金」と「従量料金」によって成り立っています。基本料金とは、ガスメーター、ガス容器、高圧ホース、調整器などの供給設備に関する償却・管理費用のことです。
一方の従量料金とは、ガスの使用量に応じてかかる費用のこと。従量料金は、「毎月の使用量×従量単価」で求められます。従量単価は、固定額が決められているか、使用量ごとに価格が区切られているかのいずれかとなっているケースが多いようです。