意外に知られていない!?喪服の格式・価格帯やレンタル方法のご紹介。
また、遺族側の着る正喪服には和装もあります。この場合、男性も女性も紋付の黒を着用します。男性の和装の場合、基本的には礼服と同じですが、袴のひもは一文字結びで、半襟や鼻緒の色は黒か地味な色にしましょう。女性の場合は染め抜きの紋付に白の半襟、帯揚げや帯締めは黒にします。ただし、和装の場合は羽織のひもに白を使ったり、ちりめんの生地だったりと地域の風習によって装いに差があります。和装を着用する場合には、年長者に聞いて地域の風習を最優先にしましょう。
準喪服は男性の場合ブラックスーツ、女性の場合は一般的なブラックフォーマルです。男性の場合シャツは白、ネクタイ、靴下、靴は黒のものを身に付けます。女性の場合は露出の少ないワンピースやアンサンブル、スーツなどで、アクセサリーは黒か白の1連の真珠、黒曜石などであれば身に付けても構いません。化粧は薄めにして、アイシャドウやマニキュアなどは避けましょう。学生の場合は制服で、小さなお子さんや制服がない場合には黒や紺、グレーなどの地味な色のフォーマルを着用します。シャツやブラウスは白、靴は黒、靴下は黒か白のものを選びましょう。女の子なら地味な黒や紺、グレーなどのワンピースでも問題ありません。