法事と法要の違いって?一般的には何回忌までやるべき?知っておきたい、法事の必要性
ぜひ覚えておきましょう。
亡くなった方によりよい裁きが下るよう、私たちは仏様にお祈りをする必要があるのです。このように、「善」「功徳」を送ることが、法事を行う理由として挙げられています。【法事の種類】輪廻転生の考えに基づき、死後7日ごとに法要が行われます。このような日数を基準とした法要は「忌日法要(きにちほうよう)」と呼ばれます。法事には他にも「月忌法要(がっきほうよう)」「年忌法要(きじつほうよう)」などがあります。月忌法要はいわゆる命日であり、亡くなった日に毎月「善」「功徳」を送ることです。月忌法要は「月参り(つきまいり)」とも呼ばれ、遺族で墓参りをしたり、僧侶に読経をお願いしたりします。
年忌法要では、年単位で「善」「功徳」を送ります。また、亡くなった方は「13人の仏様に会う」とされています。仏教用語では「十三仏(じゅうさんぶつ)」と呼び、13回の追善供養のために年忌法要を行います。
■法事と法要の違い
ここまで「法事」や「法要」といった言葉が何度か出ていますが、実は少し意味が異なります。法要は亡くなった方を供養するものであり、法事は法要後の後席の会食までを含みます。もう少し詳しく見ていきましょう。