毎日気持ちよく寝たい!掃除機やアイロンなど、家にある物を使ってできる布団のお手入れ方法
水分をたくさん吸収してしまった布団の湿気を取り除く方法といえば「天日干し」です。干す時間は、天気が良い日の朝10時~14時、1~2時間程度がベストです。15時を過ぎると空気中の湿気が多くなるので干すのに適しているとは言えません。また、長時間干した場合、生地が変色してしまう場合もあります。布団を干すときは、布団カバーはかけたままにしましょう。生地の傷みを防ぐことができます。布団を干して乾燥させることで、中の綿や羽毛に空気が入り、ふんわりとした肌ざわりになります。布団の中にはダニ、ハウスダストがたくさん存在していますが、天日干しでダニ退治ができると思っていませんか?実は、乾燥させることによりダニやカビの増殖を防ぐことはできますが、布団を干すだけでは死滅しません。
天日干しした布団を部屋の中に取り込み、しばらく置いておくと、布団の中は部屋の湿度とあまり変わらなくなります。ダニは高温多湿な環境を好むため、ホコリや人間の垢、フケをエサにするダニにとって布団の中は楽園なのです。また、ダニは50℃以上にならないと退治できません。夏は、布団を干すことで表面温度が50℃近くに上がりますが、肝心のダニは布団の奥に逃げてしまいます。