【いざという時の頼もしい味方】地震による家具の転倒防止対策
マグニチュード5.5以上の地震頻度を、1980年~2000年までの年平均回数で調査したところ、日本は1.14回だとわかりました。世界的に見ると、1位は中国の2.1回、2位はインドネシアの1.62回、3位はイランの1.43回となり、日本は世界の中で4位に地震が多い国となっています。■家具転倒の危険
日本において住宅密集地で起きた大地震としてあげられるのが、1995年の阪神・淡路大震災です。このときの負傷被害は住宅内部が多く、家具の転倒や落下による影響が高かったといわれています。ガラスの飛散による負傷もあわせると、4分の3もの人が住宅内で負傷。このようなデータがあるからこそ、家具の転倒予防は必須対策となってくるのです。
2. 家具を固定するグッズのタイプ
家具を固定し転倒を防ぐグッズには、賃貸住宅で簡単に設置できるものから、強固に固定し転倒を防ぐものまでいくつか種類があります。壁を傷つけたくないご家庭や、設置が難しいものだと取り付けられないものもあるかと思うので、それぞれのニーズに合わせて選んでみてください。
■突っ張り棒タイプ
食器棚など背の高い家具と天井の間に、突っ張り棒を通すタイプです。